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NYU Stern: 2017−2018 MBA出願書類を大きく変更

6/13/2017

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海外のMBAニュースからポイントを絞った情報をお伝えしています。
こちらは、Clear Admit 2017/6/12の記事です。

■所在地(NYU Stern)

受験生はNYU Sternの2017−2018年のMBA出願内容が明らかになったことで、新たな検討が必要になったようだ。まず、同校がファッションと&ラグジュアリー、およびテクノロジーのそれぞれの領域に焦点を当てた1年制のMBAプログラムを新設するという発表が先月行われた。他には、同校のカルチャーと受験生のフィットを慎重に評価するという既存の努力を続けつつも、ソーシャルメディア利用の広がりを受けてコミュニケーション方法が変わってきている現状について行くよう考えられている点が上げられる。総合すると、NYの学校が興味深い受験シーズンになるということだ。

まずはじめに、受験生は今後、複数のSternプログラム(フルタイムMBA、パートタイムMBA、新設された1年制MBAプログラム)を、1つの出願書類で同時に考えることができる。また、同校は、長い間続けてきた、”独創的な”エッセイ(受験生の個性を最も表現できる方法であれば、どのようなコンテンツでも提出できる、ほぼフリースタイル式のエッセイ)に決別し、代わりに”6つ選べ”と呼ばれる、インスタグラム風に、写真とキャプションで自分たちを語る形式を開始した。変更点の最後は、SternがIQだけでなくEQも重要視していることを受けて、従来型の推薦状に加えて、”EQの裏付け”が導入された。

複数プログラムに対する共通出願書類
”新プログラムを導入した際、入学審査チームは、”別々の出願書類を作るべきか、他に選択肢があるか”という、基本的な問いを自問自答した。”と、MBA入学審査チーム副責任者の、Isser Gallogly氏は述べる。”共通出願書類で同時に複数のMBAプログラムを考えられるという決断は、入学審査プロセス全体をスムーズに進め、受験生への返答を早くできる一方、受験生にもメリットがある”と、Gallogly氏は、言う。

複数プログラムに出願する受験生は、フルタイム、パートタイム、テクノロジー、もしくは、ファッション&ラグジュアリーのどのMBAプログラムを選ぶか、第一志望を選択する必要がある。そして、プログラム志向(第一志望である理由および他のプログラムもキャリアゴールに合っているか否か等)を説明する追加エッセイを提出する。受験生は第一志望のプログラムの締切に合わせて出願書類を提出し、複数プログラムに出願しても追加費用はかからない。

”普通に考えて、それぞれのMBAプログラムは重複している。例えば、テクノロジーでのキャリアを考える受験生は、1年制でも2年制でも望むキャリアに進むことができるのだから、我々は、1つを選ぶように強制するよりもむしろ、両方に興味を持つ学生を共にその道へ導こうと決断した。”と、Gallogly氏は述べる。

”当該変更は、受験生に合格の機会を増やすという利点がある。もし、受験生が複数プログラムに出願することを考えるのであれば、Sternに来る第二選択肢を持つことになる。”と、Gallogly氏は指摘する。少なくとも開始時点では、テクノロジーおよび、ファンション&ラグジュアリー領域の新設1年制プログラムは、1クラスおおよそ30か40人程度になる予定で、すぐに埋まってしまうだろう。

”とはいえ、当該プログラムの変更は、受講生に無理して希望外のプログラムに出願させるものではない。興味分野を全て表現し、その理由を述べてもらって構わない。結局、複数プログラムを考えるのであれば、Sternへの間口が広がる、というだけのことなのだ。

受験生の視点で考えると、複数プログラム同時出願可という制度は、(共通の出願要綱に従い統一出願書類を作り上げるため)事前準備が増やすことになるかもしれない。しかし、結果的には、入学審査チーム、受験生それぞれにとってより良い結果をもたらすと、Gallogly氏は言う。”統一出願書類は、受験生が混乱することを防止し、全ての書類が似たようなフォーマットで入学審査チームに届く。チームは以前、第一志望のプログラムに対して入学審査を行う必要があり、どこに出願するにせよ、標準出願プロセスはチームが素早く結論を出せるため有益である。”と、Gallogly氏は説明する。

​”独創的なエッセイ”への決別と、”6つ選べ”の開始
Sternの、かの有名な”独創的な””エッセイは、入学審査チームが受験生の人となりを理解できる方法であれば、どんな手段を使って表現しても構わないというものであり、15年以上同校の特徴であった。何年もの間、出願書類は、エッセイに加え、ビデオ、コラージュ、レシピ本、ボードゲーム、受験生に個性に合わせたシリアルの箱、建築、彫刻等(リストは続く)が含まれていた。Sternは、何年も受験生のEQを理解するこれら貴重な作品を迅速に判断することには苦労していた。

”我々は、長い間、独創的かつ個性的な表現方法を持っており、このような広い範囲の作品を受け入れることは素晴らしいことであった。しかし、受験生の中には方向性を見失う人もいたし、1つ1つを効果的に判定することが難しいこともあった。また、受験生の中には、時々制作物そのものを作るために(例えばビデオ)時間を注ぎすぎてしまう場合もあった。

今年、”6つ選べ”という課題を通して、Sternは表現の自由を与えつつも評価プロセスの一貫性を保つガイダンスを幾つか提供している。当該課題には、6つの画像(写真、グラフ、グラフィックやアート作品等)にキャプションをつけて提出する。

もし、インスタグラムやFacebookみたいだと感じたとすると、それは偶然ではない。”受験生にとって非常に馴染みのあるもので、楽しめるはずだ。今日のコミュニケーションは言葉だけでなくビジュアル重視だ。”と、Gallogly氏は言う。”しかし、提出物は決して写真に限定するものではない。箱の中の6の文字でも、吹き出しでも、絵文字でも絵画の写真でも何でも良く、選択肢は無限だ”と、Gallogly氏は強調する。キャプションをつけたビジュアルは、最高のコミュニケーションシェアである。当該課題は、我々が長い間続けてきた独創的なエッセイを、時代と、今日の受験生のコミュニケーションスタイルである”ソーシャルメディア”にあわせたものなのだ”と、Gallogly氏は説明する。

EQの裏付けとは何か

3つ目の大きな変更は、”EQの裏付け”と呼ばれるものが紹介されたことだ。同校は長い間、IQとEQ両方を併せ持つ受験生を重要視してきた。独創的なエッセイの代わりにできた、新しい”6つ選べ”という課題も、この数値化されにくい基準を評価する試みの1つだ。さらにEQ評価に磨きをかけるために、受験生は、自身を良く知る人物からEQの高さを表現する証拠を提出必要がある。

従来型の推薦状が引き続き必要だが、EQの裏付けは上司からとはかぎらない。チームメンバー、同僚、仲間、受験生のEQを最も良く証明できる人物から提出されるものとなる。”直近家族以外の人物で、受験生のEQを表現できる人”とGallogly氏は、説明する。EQ裏付け人は、Sternが考えるIQ+EQという概念を理解し、受験生のEQを表現する力強い具体例を提供するよう求められる。時に取得が難しい職業上の推薦状と違って、当該推薦状は頼みやすいはずだとGallogly氏は考える。”職業範囲に限定しない当該推薦状も、受験生を協力にサポートする。EQの裏付けにより、受験生が何者であるかをより深く、様々視点から理解できることができる。

”6つ選べ”という課題同様、この新しい課題もソーシャルメディアに世界に起こっている現状に合わせている。”ある意味、LinedInのスキルの証明に似ていると考える。我々は、この課題を通して受験生をよく知る周りの人々が、受験生のEQを力強く証明してくれることを求めている。


変更点、変更しない点
今年の出願書類の革新にも関わらず、従来どおりのやり方を貫いている部分もある。これまで同様、データフォーム、レジュメ/CV、職務経歴書、推薦状2通、成績証明書、標準テストスコア、キャリアゴールとプログラムフィットに関するエッセイを提出する必要がある。(エッセイについてはこちらに、Gallogly氏からのアドバイスがある。)

フルタイムMBAは11月の出願締切が廃止され、3回になっている。また、新設1年制MBAの締切も合わせてHP等で確認して欲しい。

​オリジナルの記事はこちら
www.clearadmit.com/2017/06/big-changes-nyu-stern-2017-2018-mba-application/
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