Financial TimesのMBAランキングには、INSEADの10ヶ月プログラムを含め、1年プログラムが入るようになりました。1年プログラムは2年プログラムに変わる選択肢になってきたのでしょうか。 1年プログラムは以前から主にヨーロッパで人気ですが、米国では、Northwestern University’s Kellogg School of Management, Cornell University’s Johnson Graduate School of Management, Emory University’s Goizueta School, USC’s Marshall School, and Notre Dame’s Mendoza School of Businessが優れたプログラムを提供しています。 1年プログラムの利点はそのコストです。プログラムそれ自体がコストに加えて、サマーインターンを加味しても、通学中に収入がないことの機会費用が大きく異なります。逆に不利な点は金融やコンサルティングに転職を考えている場合、サマーインターンが必須としている企業が多いため、転職のオプションが減る可能性があります。しかし、転職を考えていない(会社派遣)や同じ業界に戻る場合、幅広い選択科目をとる必要がないため、そもそも短い期間しか必要なくなります。 1年プログラムが向いているのは次の人達だと言われています。 ・社会人経験が長く、大学時代の復習を必要としない ・会社派遣もしくは同業界に戻るため幅広い選択科目、インターンを必要としない ・予算に制約がある ・ビジネスバックグラウンド、特に定量分析に明るく基礎科目が不要 ・伝統的な秋学期スタートよりも夏学期から始めたい ・クラスメートとの継続的なネットワーキングよりも密度の濃い時間が大切 ・ランキングを重視しない(米国の場合) 1年オプションの2016 Financial Times Global MBA Rankingは下記のとおりです。 -------------- 1. INSEAD 3. London Business School 10. Cambridge (Judge) 11. Northwestern (Kellogg) 12. IE Business School 13. IMD 14. Hong Kong UST 15. HEC Paris 16. IESE 17. CEIBs 23. Esade 25. SGA Bocconi 26. CUHK 28. Oxford (Said) 29. Indian School of Business 29. Nanyang Business School 31. Cornell (Johnson) 35. Imperial Business School 35. Lancaster 37. City University (Cass) 40. The Lisbon MBA 42. Rotterdam (Erasmus) 44. University of Hong Kong 46. Warwick Business School 49. Mannheim オリジナルの記事はこちらです。 http://poetsandquants.com/2016/01/25/has-the-one-year-mba-come-of-age/
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