こちらは、Clear Admitでまとめられている記事です。 ■所在地(The University of Chicago Booth School of Business) Chicago Boothは、今週初め、卒業生から社会的分野の革新と起業の調査およびプログラム化の為の2,000万ドルの寄付を受けたことを明らかにした。当該支援は成功を手に入れた2007年卒業のインドネシアセラミックタイル製造会社の創業者Tandean Rustandy氏からであり、同氏の寛大さとプログラム拡大のミッションを鑑み、社会的企業戦略を取る組織を、Rustandy Center for Social Sector Innovationと改名した。 ”Rustandy Centerは、社会的企業革新を通してチャレンジを続ける生徒、教授および同僚のため、すばらしい仕組みを提供していくつもりだ”、と、シカゴ大学総長Robert J. Zimmer氏は述べている。非営利団体、営利目的の政府組織と共に活動しながら、同センターは大学のコミュニティーのためだけでなく、非営利団体のリーダー、社会的起業家および社会的影響にコミットする人々にとってもリソースを提供していくつもりだ。 ”私は、利益の生むためだけに存在する会社を信用してしない。企業とは、人々に奉仕し導いて行くべきでもある”とRustandy氏は、声明の中で述べている。これは彼のとても深い信念であり、同校の発表によると、卒業後働いていたインドネシアの木材産業会社のビジョンとミッションが彼の信念と合っていなかったために退職していたとのことだ。同氏が設立したPT Arwana Citramulia Tbk社は、世界の最も成功しているセラミックタイル製造会社の1つに成長し、エコを意識したクリーン技術の適用、製品の品質、マネジメントのすばらしさ等数々の賞を獲得している。 Chicago Boothの社会的インパクトのための調査とプログラムの将来の発展に投資するというRustandy氏の決断は、ビジネスは社会的利益を意識するべきだという彼の信念によるものだ。同氏は、Chicago Booth議会および、Boothのグローバル審議会アジア支部の一員でもある。 同氏の寛大な支援のおかげで、Rustandy Centerは、社会的分野団体の調査を支援し、非営利団体のトップ層にトレーニングとネットワークを提供し、革新的かつ実験的なカリキュラムを開発することで社会的革新を拡大していくことになる。また、社会的影響をもたらすキャリアに興味を持つ生徒や卒業生のためにリソースを提供し、社会的起業およびベンチャーファンディングに関連したプログラムに力を注ぐつもりでもある。これらは、72年卒業の John Edwardsonの名を持つ既存プログラムSocial New Venture Challengeと合わせて構築されることになる。 ”生徒や卒業生、社会的課題を解決するためにビジネスのトレーニングを活用することに、ますます興味を持ってきている。Rustandy Centerは、このエリアの我々の尽力の中心になるだろう”と、Doug Skinner暫定学部長は声明の中で述べた。 ”私は神に祝福されている、だからこそ恩返しが必要だ。米国のためだけでなく世界中の全ての国のためになる組織を作りたい。それが、同校に支援を行った理由である”と、Rustandy氏は声明の中で述べている。 オリジナルの記事はこちら www.clearadmit.com/2017/05/social-sector-innovation-chicago-booth/
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6月 2017
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